在大阪ルーマニア名誉領事館について
在大阪ルーマニア名誉領事館では、下記に記載の管轄府県にお住まいのルーマニア国籍の方を対象に不定期で在日ルーマニア大使館が公務を執り行います。
また、ルーマニアと関西地域の経済・文化・観光での交流促進、支援を目的として、在大阪ルーマニア名誉領事館主催のイベントなども開催しております。


主要業務
- 経済、商業、文化、科学の各分野におけるルーマニア国家の利益、およびルーマニアの歴史と文化の振興に貢献する
- ルーマニアと日本の友好関係の促進
- あらゆる合法的手段により、受入国の商業、経済、文化、科学分野の状況及び発展に関する情報を提供し、在日ルーマニア大使館及び/又はルーマニア外務省領事部に報告すること。
- ルーマニアと日本の経済・商業関係の発展を促進するため、領事地区から経済代理人を推薦し、契約締結の支援を行う。
- 現在進行中の司法・行政手続きに従事するルーマニア国民および法人への法的支援を行うため、弁護士およびルーマニア語・日本語の公認翻訳者を推薦する。
- 事故発生時のルーマニア国民への領事支援の提供
- 領事地区内に永住または一時的に居住するルーマニア国民の権利と合法的利益を保護する。
名称 | 在大阪ルーマニア名誉領事館 |
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名誉領事 | 加藤 友康(カトープレジャーグループ 代表取締役グループ代表) |
就任日 | 2020年8月5日 |
管轄府県 | 大阪府、京都府、滋賀県、奈良県、三重県、和歌山県、兵庫県 |
職務 | 名誉職として、駐日ルーマニア大使の関西における活動の支援 ルーマニアと関西地域の経済・文化・観光での交流促進、支援 |
所在地 | 〒543-0034 大阪府大阪市天王寺区四天王寺2-1-9 (カトープレジャーグループ 大阪本社内) |
TEL | 06-6771-0111 |
FAX | 06-6772-8128 |
開館日 | 月〜金曜日 10:00〜17:00(土・日・祝日、年末年始は休み) |
hc-rou-osaka@kpg.gr.jp |
MAP
名誉領事とは
名誉領事は、両国の外務省によって任命される名誉職で、主に領事館を持たない国の国民のために任命されるものです。
日本における名誉領事の主な目的は、当該国の国民の利益を保護し、文化交流を促進することであり、パスポートやビザの発給、その他の証明業務を行うことはありません。
名誉領事は、裁判手続きにおける代理人や法律顧問として活動することは認められていません。
ルーマニアについて
国名 | ルーマニア(Romania) |
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国旗 | ![]() |
面積 | 約23.8万平方キロメートル(日本の本州とほぼ同じ) |
人口 | 約1,906万人【2023年 出典:ルーマニア国家統計局】 |
首都 | ブカレスト(人口約214万人) 【2023年 出典:ルーマニア国家統計局】 |
民族 | ルーマニア人(83.5%) 、ハンガリー人(6.1%) など |
言語 | ルーマニア語(公用語)、ハンガリー語 |
国祭日 | 12月1日(統一記念日) |
政体 | 共和制 |
元首 | クラウス=ヴェルナー・ヨハニス(Klaus Werner IOHANNIS)大統領 |
主要産業 | サービス業(60.7%)、工業(19.1%)、建設業(7.6%)、農林・水産業(3.9%) 【2023年 出典:ルーマニア国家統計局】 |
GDP | 約3805.6億米ドル【2024年 出典:IMF】 |
通貨 | レイ |
在日当該国人数 | 2292名(2023年12月現在) |
在留邦人数 | 393名(2023年10月現在) |
大使館HP | https://tokyo.mae.ro/jp |


Castelul Bran / ブラン城
ルーマニア南部、トランシルヴァニア地方のブラショヴ県南部の山中に位置する古城。14世紀に、ヴラド・ツェペシュ(ヴラド3世)の祖父にあたるヴラド1世が建てたとされており、歴史的、建築学的な遺跡でもある。アイルランドの作家ブラム・ストーカーの「吸血鬼ドラキュラ」に登場するドラキュラ城のモデルとされている。

Casa Poporului / 国民の館
首都ブカレストにあるルーマニア議会の議事堂および観光施設。1980年代に、当時のルーマニア共産党書記長だったニコラエ・チャウシェスクが「宮殿」として造成した。地上10階、地下4階、高さ84m、幅275m、奥行き235m、延床面積330,000㎡、部屋数は3107で、政府系の建築物としては世界第3位の大きさを誇る。また、建物の総重量は約410万tで、政府系の建築物としては世界第1位である。

Bisericile Moldovei / モルダヴィアの教会群
モルダヴィア北部にあるスチャヴァ県に所在する、ルーマニア正教会の8つの教会を指し、ユネスコの世界遺産に登録されている。およそ1487年から1583年の間に建設された8つの教会の外壁に残されているフレスコ画には、聖書や、オスマン帝国との戦いに関する内容が描かれており、人々の精神的な支えであり続けたと同時に、聖書の内容を分かりやすく伝えるという目的もあったと言われています。

Cetatea Sighişoara / シギショアラ歴史地区
ムレシュ県の都市で、トランシルヴァニア地方の歴史ある地域にあるシギショアラ歴史地区はユネスコの世界遺産に登録されている。小さな要塞都市だったシギショアラは、トランシルヴァニア・サクソン人として知られるドイツ系の職人や商人によって設立され、数世紀にわたって商業都市として発展し、現在もその姿を残している。

Cazinoul din Constanţa / コンスタンツァ・カジノ
黒海沿岸に位置する港湾都市コンスタンツァはルーマニア第4の都市。街の中にはギリシャ遺跡やモスク、教会、シナゴーグなど様々な文化の影響の後が色濃く残っており、中でも一際目立つ豪華な建築物がコンスタンツァ・カジノである。1904年〜1910年にかけて建設されたコンスタンツァ・カジノは、当時のパリを中心とした華やかな文化(アール・ヌーヴォー)に大きく影響を受けた非常に豪奢なデザインとなっています。

Castelul Peleş / ペレシュ城
中部シナヤにあるドイツ・ルネッサンス様式の城。王室の夏の離宮として、初代国王カロル1世により建設された。ルーマニアで最も壮麗な城とされ、部屋数は160以上ある。現在、旧ルーマニア王室の意向によって博物館として公開されており、絵画、絨毯、武器や甲冑、伊万里焼を含む陶器などのコレクションがあり、また城自体にもグスタフ・クリムトの装飾画や木彫り装飾などが美しく施されている。