在大阪ルーマニア名誉領事館
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HONORARY CONSULATE OF ROMANIA IN OSAKA
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2025.06.09

「伝統工芸 継承と創造」の展示会にご招待いただきました

6月7日、8日の2日間にわたり、国宝である迎賓館赤坂離宮にて開催されておりました、「伝統工芸 継承と創造」の展示会にご招待いただきました。
ルーマニア人エッグアーティストのクリスティーナ・プリサカリウ氏の卵の殻で制作された作品展示を拝見させていただき、オヴィディウ アレクサンドル・ラエツキ 駐日ルーマニア特命全権大使閣下、ドゥミトル・ソラコン 在日モルドバ共和国大使館 特命全権大使閣下、ノボリグループ代表 ドリン・マルキーシュ氏、アレックス・マルキーシュ氏とご一緒いたしました。ルーマニアテレビジョン TVプロデューサーマリナ・アルマサン氏も取材の為ご同行されました。

今回の彼女の作品は、「RENASTEREA(再生)」をテーマに、日本とルーマニアの文化的要素の融合を意識し、ルーマニア産のダチョウ、フラミンゴエミュー、ガチョウ、アヒル、ニワトリなど、さまざまな種の卵殻を用いて強い視覚的なインパクトと、卵殻という繊細で美しい素材を組み合わせた芸術作品を制作されています。
作品には、伝統的なルーマニア刺繍の鶴のパターンが描かれ、シビウ地方の伝統的なシャツのモチーフ、ククテニ文化から着想を得た模様、さらにはマラムレシュ地方の木製門のデザインが含まれています。また、日本の藍染の技法を取り入れ、金継ぎという日本の工芸を想起させます。文化遺産、生命の儚さ、そして再生と希望の持続的なメッセージを祝福する作品でした。

普段入ることができない迎賓館にてプリサカリウ氏の素晴らしい作品を拝見できたことはとても貴重な体験でした。クリスティーナ・プリサカリウ氏の益々のご活躍を祈念いたします。